馬肉と言えば居酒屋や専門店で食べることが多く、メニューにも「馬刺し」とだけ表記されているので「フタエゴ」と聞いてもどの部位なのか分からない人も多いと思います。
自分が食べている部位について特徴を知っておくと、お酒の席で話のネタとしても使うことができますし、食べている際の満足度も変わってくるものです。
ここでは馬刺しの中でも希少価値が高い「フタエゴ」の特徴や食べ方について紹介していきます。
フタエゴはどこの部位?
フタエゴはバラの一部で、皮膚の表面に最も近い部位です。
バラはどこの部位かと言えば、あばら部分のお肉のことを指しているのは知っている人も多いと思います。
フタエゴは馬のお腹の下にあり、1頭から取れる量が非常に少ないことから貴重価値が高い部位です。
皮膚の表面に近い部位ということもあり、皮膚側の脂とおなか側の脂に赤身が挟まれた「脂・肉・脂の三層肉」となっています。
馬刺しの本場、熊本以外ではあまり食べる機会がない部位でもあります。
名前の由来
フタエゴと言う名前の由来ですが、昔は脂のことを「エゴ」と呼んでいたそうです。
そしてフタエゴは脂・肉・脂の三層からなっており、脂が2層あることから「エゴ」が2層でフタツの「フタ」を取り「フタエゴ」と呼ばれるようになったと言われています。
フタエゴの特徴
フタエゴの特徴は脂・肉・脂の三層からなっており、脂の甘みと肉のコリコリとした食感が特徴です。
彩も白・赤・白で華やかですが、ぱっと見では脂が2層分あるのでちょっと脂っこそうなイメージも…
しかし、馬肉は低カロリーといった特徴があります。
そのため、あっさりとした甘い味わいで脂っこさはあまり感じず、むしろさっぱりとしています。
通販でお取り寄せした時には脂身を気にして、脂を切り分けるなんてことはしないでください。
赤身と脂の組み合わせが美味しいんです。
あっさりした甘みがあってトロ〜っと溶ける脂の旨味と、コリコリとした赤身の組み合わせは絶品!
フタエゴの美味しい食べ方
フタエゴの食べ方としてはやはり「刺身」です。
馬刺しとして食べるなら甘い醤油とお好みで砂糖を少し足してみてください。
さっぱりとしたフタエゴにはこれが結構合うんです。
他にも馬刺しの定番とも言えるごま油とおろしニンニクの組み合わせや、フタエゴの甘みだけで十分だと感じる人はおろし生姜と醤油で一緒に食べるのがおすすめです。
そして、刺身として食べれるからこそできる「ユッケ」です。
脂と赤身が混ざったフタエゴのユッケは牛のユッケとはまた違った美味しさがあります。
牛のユッケは今では食べることが非常に難しくなりました。
しかし、馬肉は食用肉の中でも完全に生で食べられる特徴があるので安心して食べてください。
美味しいフタエゴを食べるなら菅乃屋がおすすめ
フタエゴは1頭から取れる量が少ない希少部位です。
そのため、馬刺しの本場熊本以外では専門店でなければ中々出会うことがありません。
馬肉自体も手軽に食べるには少々敷居が高いですが、本場熊本の馬刺しをお手軽に通販で取り寄せすることができます。
Amazonなどの通販でも販売されていることはありますが、粗悪品があったりと正直言っておすすめできません。
また、生肉と言うこともあり、通販で取り寄せるなら実績もあり安全安心の「菅乃屋」がおすすめです。
自分で食べるだけでなく、コンパの景品やお中元などの贈り物としても利用できるので、是非お取り寄せしてみてください。